はじめに
皆さんは、ミステリーファイルを集めていますか?
ミステリーファイルはヒーローモードのマップ(オルタナ)に隠されており、それを探し当てるのも楽しみの一つです。
そして探し当てたミステリーファイルはスプラトゥーンの世界観を補完する資料となっています。
今回はそのミステリーファイルの中で、意味深なものや気になるものをピックアップして考察していきます!
↓動画版
No 02
人間世界でいう江戸時代頃に近いタッチの絵です。
ここで重要なのは、オープニングステージやクレーターにあった、逆さまになった電波塔が描かれていることです。
つまりこれは、地下空洞であるオルタナに水が流れ込んでいっている様子を描いたものだといえます。
そして、空にはフウカ、ウツホ、マンタローの家紋が描かれており、この光が水害を鎮めたため、それぞれに神輿を作り崇めたと伝えられているようです。
これはフェス1日目にすりみ連合がそれぞれ神輿に乗り込んでいることに通じていますね。
町の広場には大きな鳥居もあることから、バンカラ地方のフェスは単なる音楽フェスではなく、地域に古くから伝わる神事の一部ということになるでしょう。
No 19
New!カラストンビ部隊の指令に任命という辞令書です。
つまり元3号が司令に任命された際のものとなります。
(辺目義男とは、アタリメ司令の本名です)
三十三号俸ヲ給スルとありますが、これは現在の日本においては国家公務員(自衛隊含む)の給与計算で用いられる号俸制度に乗っ取った給金です。
司令という役職が言葉通りであれば、幕僚長の次点に相当する階級となりますが、その階級では三十三号までの俸給は発生しません。
あくまで「部隊」というくくりである為、師団隷下の普通科連隊、という立ち位置が妥当でしょう。
また「新烏鳶本部 第一部隊」という所属から、New!カラストンビ部隊の司令とは、連隊本部の科長もしくは中隊長というポジションに該当するであろうことが読み取れます。
第一部隊の隊長ともなると三等左官クラスであることが一般的なため、三等左官の三十三号俸とは、概ね40万弱の給与と考えられます。
結構偉くてすごい人になっていますが、果たしてお給料はどこから支払われているのでしょうか…。
No 23
ジャッジくんを調査したレポートのようです。
判定権の奪取が目標となっていて、ジャッジくんの弱点を探っています。
これはおそらく、コジャッジくんが書いたものでしょう。
つねづねジャッジ君の座を狙っている彼が、ジャッジくん対策をまとめた資料と思われますが、決定的な弱点はまだ見つかっていないようです。
コジャッジくんは今作でまだ複数の謎が残されており、今後のアップデートでジャッジくんとの判定権をかけた対決が発生するかもしれません。
No 24
最後に手に入るミステリーファイルは、マザーの追跡調査記録とされた意味深なものです。
これについては不可解な点、気になる点が多く、以下に分けて考察していきます。
疑問点:マザーとは?
マザーというキャラクターは、ミステリーファイルの他に、ナワバトラーのカードとしても登場しています。
カードに描かれているのは、さんぽ案内所やロビーの売店、ナワバトラー受付にいる金魚のおばちゃんの姿と一致しています。
また、姿は見えませんが、クマサン商会の報酬受取窓口にも同様のおばちゃんがいると考えられます。(口調や声が同じであるため)
しかし、ここで疑問となるのは、マザーとは誰のことを指すのか?という点です。
ミステリーファイルでも、3人の写真がありますが、それぞれ偽名を名乗っており、誰がマザーなのかが分からないのです。
また、公式サイトや公式Twitterでは、以下のように紹介されています。
【公式サイト】
店員さん:生粋の、バンカラ生まれ、バンカラ育ち。至る所で見かけるような……?
【公式Twitter】
ある時はさんぽ案内所に、またある時はナワバトラー道場に、ある時はロビーの売店に…と、バンカラ街のあらゆる場所で目撃されている女性がいる。
姿の似た他人なのか、同一人物なのか定かではないらしい。
ナゾが多いが、バンカラ街のあらゆることに精通していることは確かなようだ。
様々な場所で見かけること、バンカラの地に精通していることは確かなようですが、正体については濁されており、マザーという言葉すら出てきません。
意図的に謎を残されたキャラクターであるようです。
考察:マザーとは?
ここで考えられるのは、マザーという名称は、金魚のおばちゃん達全体の総称ではないかということです。
それは、クラゲなどのような種族名ではなく、コードネームであると考えられます。
そしてバンカラ街各地のおばちゃんは、服装こそ違うものの、姿かたち(頭のコブや顎のホクロ)や声まですべて同じです。
つまりマザーとは、クローンで生み出された存在である、という考察ができます!
また、つくられた存在であるという説を裏付ける根拠として、元ネタになったであろう生物があげられます。
ミステリーファイルに記載された偽名にもヒントがありますが、恐らく元ネタは金魚(特にランチュウという品種)でしょう。
金魚は野生に存在せず、人間による品種改良で作り出された魚です。
さらに、金魚は淡水魚であり、海洋生物の世界に存在することも不自然です。(オルタナの空洞にいた海洋生物以外は死滅したはずであるため)
上記を踏まえ、出生には人工的なものが関わっていると考えられます。
考察:コジャッジくんとの関係
この世界にはクローン技術と関わりのあるキャラクターとしてコジャッジくんがいます。
コジャッジくんは、ジャッジくんの目覚めたカプセルによって作られたクローンであり、このクローン技術を再利用しているのでは無いかと考えられます。
また、コジャッジくんは、ヒーローモードのエンディング後にクマサン商会を経営しているのではないかという疑惑があります。
そこで集めた金イクラのエネルギーを用いて、クローンを作成しているのではないでしょうか。
コジャッジくんが仮に黒幕であった場合、クローンのマザー軍団を引き連れて、ジャッジくんあるいはオリジナルの全生物に対して侵略し、オリジナルの座を乗っ取るという目的が考えられます。
考察:ミステリーファイルの写真
まず、このミステリーファイルに貼られている写真の3人は、バンカラ街で確認できる3人のおばちゃんと同一人物かどうかを考察します。
たしかに3人という人数は合っていますが、写真と人相があまりに違うため、これは別人では無いかと考えます。
では写真の人物は誰なのかという話になりますが、写真の撮られ方や書類の雰囲気から、研究所等での実験体ではないかと思われます。
考えられることとしては、写真の彼女らがオリジナルのマザーで、そのクローンが町にいるおばちゃんという可能性です。
この辺りは追加コンテンツで明らかになっていくのかもしれません。
おわりに
いかがでしたか?
特にマザーの件はあまりにも謎が多く、いつか解明されるような追加コンテンツが来ることを期待してしまいますね!
皆さんも集めたミステリーファイルを改めて読み返して、様々な考察をしてみてください!
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