はじめに
スプラトゥーン3は、シーズン1からシーズン2にかけてシャープマーカーが強ブキとして認知されています。
シーズン2にてカニタンクの弱体化などはありましたが、それでもなお強力な性能を誇っている状態です。
今回は、シーズン3にて実施されるであろうバランス調整にて、シャープマーカーが弱体化されるか否かを考察していきます。
シャープマーカーの性能について
シャープマーカーのメインの性能は、低威力、やや短射程、高連射力、塗りが強い、ブレない、というものです。
スプラシューターや.52ガロンのような攻撃力の高い中射程シューターと比較して威力と射程に劣るため、単品での対人性能はそれほど高くありません。
しかしながら、クイックボムとの組み合わせや、塗りの強さによる立ち回りの強化及びスペシャルの回転率、カニタンクの射程が、メインの弱点を上手くカバーしており、結果としてハイスペックなブキとなっているのです。
つまり、シャープマーカーの強さの理由はメイン、サブ、スペシャルの個別の性能ではなく、その組み合わせの完成度の高さにあります。
弱体化はある?ない?
シーズン2開始時のバランス調整でカニタンクが若干弱体化されたほか、多くのシューターが強化された中でシャープマーカーは強化されなかった事で、相対的に弱体化されています。
とはいえ、現在の環境(2023年2月頭時点)では、以前ほどではないにせよ未だにシャープマーカーがトップクラスの性能として君臨しています。
そのため、多かれ少なかれ何らかの調整は入るものと思います。
弱体化内容は?
それでは、具体的にシャープマーカーのどこをいじることになるかを予想していきます。
メイン
おそらく手をつけるとすればここでしょう。
ただし、インク効率やブレ、威力などを弱体化すると、いずれ実装されるであろうシャープマーカーネオへの影響が大きくなってしまいます。
最も現実的な弱体化は、塗りの弱体化やスペシャルの必要ポイントの増加でしょう。
塗りの強さと、それに伴うスペシャルの回転率の高さが、シャープマーカーを強ブキたらしめている一因です。
これを削ぐことで、短射程のメインとクイックボムのみで戦う場面が増えるうえ、足場を瞬時に有利にする能力も抑えられるため、他のブキで対面した際に射程やインク面で有利になりやすくなるでしょう。
サブ
クイックボムについては弱体化される可能性は低いと思われます。
他の武器でも使われているサブウェポンであるため、これの性能を調整すると、メインを調整するよりも多くのブキに影響を与えてしまうためです。
クイックボム持ちのブキが上位ランクを全て埋めつくしている、という状況であればクイックボムの弱体化も有り得ますが、現状は他のサブウェポン持ちも環境に存在しているため、クイックボムの弱体化は考えにくいでしょう。
スペシャル
カニタンクについてはシーズン2開始後に、発動時間の短縮と、想定以上に防御率が高かった不具合の修正により弱体化されています。
また、他のスペシャルウェポンには強化されたものもあることから、相対的な弱体化も図られています。
しかし、上記を踏まえても現在のカニタンクの性能は高く、強力な部類のスペシャルウェポンであるといえます。
とはいえ、カニタンクを有するブキで目立った活躍をしているのはシャープマーカーのみで、プライムシューターやスプラマニューバは中堅といった立ち位置です。
そのため、カニタンクを更に弱体化するのではなく、シャープマーカーに絞った調整で対応するのではないでしょうか。
おわりに
いかがだったでしょうか。
今後もバランス調整は実施されていくので、シャープマーカーだけでなく、環境全体のバランスをより良いものにしていってほしいですね。
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