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【スプラトゥーン3】黒幕「クマサン」の正体を考察!その後も生きている?

目次

はじめに

スプラトゥーン3のヒーローモードでは、サーモンランにてバイトを斡旋してくれているクマサンが、まさかのラスボスとして登場し、驚きの展開を見せました。
本記事では、クマサンとは何者で、何が目的だったのかを整理し、エンディング後にどうなったのかについて考察をしていきたいと思います!

↓動画版

クマサン及びクマサン商会とは?(スプラ2まで)

画像出典:スプラトゥーン2公式サイト(https://www.nintendo.co.jp/switch/aab6a/coop/index.html)

まずはヒーローモードに登場する前まで、クマサンとは元々どういったキャラクターだったかを整理していきます。

クマサンは、スプラトゥーン2からの新要素であるサーモンランにて初登場したキャラクターです。

彼はクマサン商会という会社を経営しており、ある目的のために貴重なエネルギー資源である金イクラを集めています。
金イクラは、危険な生物であるシャケのなかでもとりわけ危険なオオモノシャケを倒すことで手に入るもので、シャケの討伐と金イクラの回収を、アルバイトという形でイカ達に斡旋しているのです。
バイトを斡旋したり、ハイカラスクエアの大型モニターにCMを打つことのできる企業でありながら、登記上の所在地はもぬけの殻であったり、誰も社員とあったことが無いといった設定がファミ通インタビュー(※)で明かされており、怪しい部分の多い企業でもあります。

直接の会話は無く、アンテナのついた木彫りの熊越しで指示やアドバイスを受けるのみで、ゲーム中でクマサン本人の素顔を拝むことはできませんでした。
また、こちらを監視して指示を出しているのかも不明で、もしかするとプログラムされた自動音声かもしれない、とのことです(ファミ通インタビューより)。
性格は温和で優しい印象ですが、表面上の言動とバイトの実態や待遇等では乖離があり、そのうえ公式から「イカ達が危険な目にあっても気にしていない」と言及されており、裏のあるキャラクターです。

※ファミ通インタビュー記事
https://www.famitsu.com/news/201803/01152806.html?page=4

クマサンの正体と目的

クマサンはスプラトゥーン3でも変わらずサーモンランの斡旋をしています。

しかし、それとは別に、ヒーローモードを進めていくと「New!カラストンビ部隊」の通信に登場し、地下に落下したアタリメを拘束していることが判明します。
そして最終ステージ進行中に、クマサンとアタリメの会話でクマサンの目的の断片が語られ、ラスボス前のムービーでついにその正体を現し、最終目的を明らかにしました。

目的を語るクマサン
哺乳類による地上支配を”あるべき姿”としている

「実験体 熊三号」
その目的は、地上の魚介類を哺乳類に変え、かつての哺乳類が支配していた世界を取り戻す(=哺乳類の帰還を果たす)、というものでした。

何故このような目的を持ったのか、どのような手段でその準備を進めてきたのかを、以下に解説していきます。

クマサンはなぜ哺乳類の帰還を目指したのか

クマサンが前述の目的を掲げるに至ったのには、その過去が関係しています。

クマサンは1万2千年前、海面上昇などの環境悪化が進む地球を見限った科学者により建造された宇宙船「ポラリス」に、コールドスリープ状態で搭乗していました。
ポラリスは新天地となる惑星へ、様々な生物をコールドスリープ状態で運ぶ「箱舟」だったようです。

しかし、太陽系からの脱出直前にデブリとの衝突事故を起こし、やむなく地球へのUターンを試みるも、到着直前の燃料切れにより失敗。
以降は地球の重力に囚われ、周回軌道上を1万2千年のあいだ漂流することとなりました。

長期間すぎるコールドスリープにより搭乗していた生物は死滅しましたが、熊三号だけは奇跡的に生き延びていました。
さらにコールドスリープ期間も意識を保っており、1万2千年の間思考を続けたことで、ヒトのような高い知能を獲得するにいたります。

そしてついにポラリスは地球の重力に引かれて墜落します。
(墜落跡地はスプラトゥーン2でのサーモンラン最後のステージ、朽ちた箱舟 ポラリスとして登場しました)

朽ちた箱舟ポラリスは、公開直後から、人間世界の文字や、熊の檻などの情報をはらんでおり、盛んに考察が行われていた
画像出展:スプラトゥーン公式Twitter(@SplatoonJP)

目覚めた熊三号は、そこが新天地となる惑星ではなく元いた地球で、さらに哺乳類が絶滅しているということに気づき、哺乳類の痕跡を辿ってオルタナを発見
オルタナの内壁液晶に残った人類の残留思念の存在を突き止めて研究をすすめ、自身の体毛と液晶を合成培養することにより、あらゆる生物を哺乳類に変化させるケバインクを発明します。
ここで熊三号は、哺乳類の復権を唯一の生き残りである自身の仕事とし、オルタナのロケットを用いてケバインクの散布、全生物の哺乳類化を計画するに至ったのでした。

クマサン商会とは

ケバインクの生成やロケットの発射には、もちろん相応のエネルギーを要することになります。

この世界でのエネルギー資源は前述の通り金イクラとなっており、それを大量に集める必要がありました。
一方で、計画の漏洩を防ぐ必要もある為、熊三号は「クマサン」を名乗り「クマサン商会」を立ち上げ、何も知らないイカやタコ達にバイトとして金イクラを集めさせていたのでした。

クマサン商会の素性が秘匿されていたり、クマサン自身は表へ出ずに無線での指示となっていたのは、これが理由です。

エンディング後のクマサン商会はどうなったのか考察!

ストーリーでは激戦の末、宇宙空間でクマサンを倒します。
しかしエンディング後もクマサン商会でのバイト募集は続いており、ホタルもクマサン商会がなくなっていないことと、誰が引き継いだのかという疑問を口にすることがあります。

ここでは、エンディング後のクマサン商会がどのように運営されているかを考察していきます!

クマサン本人説

エンディングでのスタッフロールで、一瞬クマサンが映る場面があります。
最終決戦では派手に大爆発を起こしていましたが、一応無事ではいるようです。

クマサンは地球の周りで浮かんでおり、いずれ地球の重力に引かれて落ちる可能性が考えられます。
ラスボス戦前に、生身で大気圏を突破し宇宙空間で活動していたため、大気圏への再突入も問題は無いでしょう。

つまりエンディング後に地球に帰還し、どこかでクマサン商会の運営を続けているのかもしれません。

AI説

前述しましたが、サーモンランを運営しているクマサンは、プログラムされた自動音声かもしれないという発言が公式よりありました。

もしそうであれば、クマサン本人が不在でも運営が可能なように、様々な箇所が自動化されているのかもしれません。

コジャッジくん説

これが現状最も有力な説となります。

クマサン撃破後、クマサン商会の事務所にあった木彫りの熊の端末が撤去され、新たに鮭が熊を咥える木彫りの像の端末が設置されます。
(元の木彫りの熊はオルタナのシオカラキャンプに置かれています)

エンディング後のサーモンラン受付
もとのクマサンの端末はシオカラキャンプの裏に

また、タイミングを同じくして、コジャッジくんが突然インカムをつけるようになります。

エンディング後より突然インカムをつけたコジャッジくん

そのため、コジャッジくんが木彫りの鮭の端末とインカムを用意し、クマサン商会をこれまで通り運営していることが考えられます。

他にもコジャッジくんとクマサン商会に繋がりがあると示唆される点として以下があります。

・クマサン商会の事務所内に、コジャッジ君(ジャッジ君)柄のペン立てと、2でコジャッジくんが使っていたものと思われるエサ皿がある

・ナワバトラーで対戦相手となるコジャッジくんの使用するデッキが、コジャッジくんとクマサンとシャケのみで構成されており、スリーブもサーモンランのものになっている

コジャッジくんは3になってデザインも変わっているものの、現状ストーリー等で触れられることがありません。
予定されている追加コンテンツにてコジャッジくんが黒幕として登場し、上記の伏線が回収されるかもしれませんね。

おわりに

いかがだったでしょうか。

クマサンの正体や目的についてはゲーム内の情報で概ね語られていますが、謎はまだまだ残されています。
今作もエキスパンションパスの追加が予定されていますので、そこで新たな事実が判明するかもしれません。

考察を進めつつ、追加コンテンツの発売を楽しみに待ちましょう!

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